『PLAN 計画』
『DO 実行』
『CHECK 評価』
『ACTION 改善』
この4つの頭文字を撮ってPDCAです。
P→D→C→A この順番で回し、再びPに戻るサイクルのことです。
「今更、PDCAか」という声が聞こえそうですが、基本はとても大事です。
もうすぐ、新社会人が世に出る季節です。
彼らにエールを送る意味を含めて、どうぞお付き合いください。
社会に出て学んだ人も多いと思います。
また、すでにPDCAではなく、改良された手法を実践しているという方もおられると思います。
しかし今回は、初心に戻って基本のおさらいをしていきましょう。
もしかしたら、今つまづいていることが解消されるかもしれませんよ。
PLAN(計画)
計画・目標の設定、また、それらのアクションプラン。
この段階で私が大切と感じることは、
目的に準じた計画・目標設定。
- 解決すべき課題を明確にする。
- 「やらされている」ではなく、「自発的」が大切。
- 当事者意識を持つ。
- 挑戦を意識し、達成された場合の喜びや自己成長を盛り込む。
- できる限る数字で表し、客観的な表現にする。
- MECE もれなくダブりなく。
- 5W2Hを盛り込む
Who 誰が
When いつ
Where どこで
What 何を
Why なぜ
How どのように
How much いくらで - KPI(重要業績評価指標)の設定(Checkのときに必要)
DO(実行)
PLANの実行。
立派な計画・目標も、実行しなければ絵に描いた餅です。
この段階で重要なことは、
- 後回しにしない。
- リーダーや上長の率先垂範。
- 雑務や予想外の出来事に負けない(遅延しない)
- 責任を引き受ける。人のせいにしない。
- 進捗状況を書き出して記録を取る。
- 目に付きやすい場所に掲示する。
- とにかくやる。
CHECK(評価)
立てた計画・目標が、達成できたか?どの段階まで進んだか?
それらを評価、検証していきましょう。
この段階で重要なことは、
- 私情を挟まない、なるべく数字を使い客観的に判断する。
- 状況と事実を確認する。
- 紙に書き出す。
- KPI(重要業績評価指標)に基づいて判断。
- 甘くしてはダメ。冷徹に判断。
- 正しい評価が、正しい改善に繋がると心得る。
ACTION(改善)
評価で悪かったことの、改善、中止・継続の判断。
この段階で重要なことは、
- やらなくてはいい理由に耳を貸さず、重要なことにフォーカスする。
- 心を強く持つ。中途半端にしない。
- 後回し、人のせいにしない。
- 焦らない。
- 必ず次のPDCAサイクルに繋げる。
まとめ
PDCAは使い古された手法ですが、忠実に守ると、業務の改善や夢の実現に大きく寄与します。
新しい手法はありますが、元になっているのはこのPDCAです。
先ずは、基本に精通して下さい。
以前の記事で、0.1%の改善についてご紹介しましたが、合わせて運用することで成果が出るのではないでしょうか?
何事も途中で止めないことが大切です。
基本は建物でいうと、基礎です。
基礎がしっかりしてないと、その上にいくら立派なものを築いても、すぐグラついてしまいます。
基本を習得した後に、他の手法を学び揺るぎない実力を身につけてください。
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