『7つの習慣』ファンの方ようこそ!
当ブログでは、小難しい『7つの習慣』を意訳を交えながら噛み砕いて解説しています。
今回の題材は、7つの習慣の肝である「原則」
この、わかっているようでわかりぬくい「原則」を掘り下げます。
私が受け取っている原則とは、「時代や宗教にも関係がない普遍的な人としての正しい行い・思考のこと」です。
『7つの習慣』原則とは
本文中に何度も出てくる「原則」という言葉。
すぐ意味を把握できた人はどれほどいるのでしょうか?
もちろん「原則」の意味はわかります。
しかし、この大ベストセラーが原則を説く意味がわからなかった。
「ん?法律系の本なのか」
この印象が読み始めたときの私の感想です。
私は、わからなかった。
きっとあなたも同じはず……たぶん。
ネットで調べると、「社会活動の中で、多くの場合に当てはまる基本的な規則や法則」とあります。
原則は、永続的な価値を持っており、人間の行動に正しい方向性を与えてくれるガイドラインとなる。
スティーブン・R・コビィー著『7つの習慣』より
それは、基本的なものであり、しかも誰もが知っているので論議する余地すら無い。
『7つの習慣』の成り立ちや世界観を理解している今ならわかります。
しかし、最初はわからなかった。
もっと噛み砕いていく必要があります。
『7つの習慣』成り立ち 個性主義と人格主義
自己啓発の名著『7つの習慣』は、スティーブン・R・コビィーの著書であり成功哲学について書かれています。
その本文では、人格の熟成による依存→自立→相互依存の状態変化を目指している。
元々は、アメリカ合衆国の建国以来、200年分の「成功」に関する文献の研究から始まります。
最近の50年間はコビィー博士が個性主義と呼ぶ、「その場しのぎの表面的な薄っぺらいもの」「イメージ作り」「テクニック」などが成功の要因としてあげられていた。
もちろんそれらは、根本原因の解決にはならないものである。
しかし、それ以前の150年間では、人格主義と呼べる「誠意・謙虚・勇気・正義・忍耐・勤勉・黄金律」など時間を超えて不変なモノを成功の条件として挙げている。
敬愛するコビィー博士は、テクニックではなく原則を教えるために執筆したのです。
この人格主義では、「成功」と言われるような人生には、その裏付けとなる原理原則(以下、原則と呼ぶ)があり、その原則を体得し人格に取り入れる以外には、人が真の成功を達成し、永続的な幸福を手に入れる方法はないと教えている。
スティーブン・R・コビィー著『7つの習慣』より
もう一度言います。
原則とは、「時代や宗教にも関係がない普遍的な人としての正しい行い・思考のこと」です。
\ 家庭や会社で遊びながら学べます /
各習慣ごとの原則
本文ではその名の通り、第一から第七まで7つの習慣があります。
ここでは、各習慣のメインとなる原則(黄色でマーキング)を取り上げます。
各習慣ごとに詳しく知りたい方は、青文字部分をクリックすることで各ページへ移動することができます。
「私」というパラダイムを持っている。
- 第一の習慣 主体的である
自己責任の原則 - 第二の習慣 終わりを思い描くことから始める
自己リーダーシップの原則 - 第三の習慣 最優先事項を優先する
自己管理の原則
私的成功を果たす
「私たち」というパラダイムを持っている 。
- 第四の習慣 Win-Winを考える
人間関係におけるリーダーシップの原則 - 第五の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
感情移入のコミュニケーションの原則 - 第六の習慣 シナジーを創り出す
創造的な協力の原則
公的成功を果たす
7つの習慣
この記事は、スティーブン・R・コビィー著『7つの習慣』を参考にしております。
- 累計発行部数が全世界4000万部の大ベストセラーで、日本国内だけでも240万部突破
- 平均年収974万円の30代以上が推薦する「新社会人に贈りたい本」に選出
- 鉄板のビジネス書として、長く親しまれている名著
kou2(筆者)が自己流に噛み砕いて、特に読者の方に知っていただきたいことを抽出してご紹介いたします。
『7つの習慣』では、 依存 → 自立 → 相互依存 への成長にあなたを導きます。
読者は、自らの価値観を明らかにして各段階ごとの成功原則を学びます。
その結果、内面から変化を起こし人格を高めることで、人生の充実を経験する自己変革を成し遂げていくのです。
もし、この記事で『7つの習慣』に興味をお持ちになり、自身との共通点を感じられた方、もっと深く学びたい方はぜひ名著『7つの習慣』を手に取りお読みください。
今まで考えていたこと・悩んでいたことの原因と解決案が書かれています(体験談)
あなたも是非読んでみることをお勧めします。
きっと座右の書に加わることでしょう。
『7つの習慣』では、相互依存の状態を目指しており、そこに至るためにいくつもの原則が紹介されています。
\ 7つの習慣をいつでも学べる /
当記事では、原則の意味をご紹介していきます。
\ 7つの習慣を深く学べる /
原則の定義と一覧まとめ
私が尊敬している名経営者京セラの稲盛和夫さんも「祖父・祖母・親が教える人としての正しい行いのことを原理原則」と呼んでいます。
私も経営者として思うことは、原則中心でなければ自分の軸がぶれ、信頼をも失ってしまいます。
例えば、自分(自社)だけの利益を求めると「手抜き」などに繋がり信用を失う。
また、問題が表面化したときに小手先の解決を図れば、後日さらにややこしくなった問題が噴出します。
大事なことは些細なことの集まりです。
見て見ぬふりをせず、しっかり取り組みましょう。
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