普段の生活で「自分の中心にあるものは何か」と聞かれると困りますよね?
大多数の人は、自分の中心を意識していません。
しかし、そんなあなたの日常、もっと言えば人生は充実していますか?
人には軸が必要です。
テレビを見ていると政治家によっては、よく「軸がブレる」などと非難されています。
軸がなければ、事象ごとに物事を判断・対処することに成るので、その時々で基準が変わってしまうのです。
この軸とは、人の精神に通る一本の筋であり、価値観のことです。
これを明らかにすることは、古代ギリシャの哲学者であるソクラテスが言った「汝自分を知れ」と同義となります。
あなたは、冒頭の質問に答えられたでしょうか?
スパッと答えられた人は素晴らしい。
普段から人生について考えている人でしょう。
流れ星と同じで、瞬間に言える人の願いが叶うんです。
あなたは自分自身のリーダーとして、まず自分の中心と成るものを決めなければイケません。
この記事を読み、いくつかの作業をすませば、あなたの中心に輝くものが現れます。
楽しみにしてください。
名著『7つの習慣』【第二の習慣】の要約、及び、他の習慣との関係性
リーダーシップとマネジメントについて
あなたの第一の創造と第二の創造
ミッションステートメントについて
自分の中心にあるもの
当記事は、スティーブン・R・コビィー著『7つの習慣』を各習慣ごと・重要部分別に噛み砕いてお伝えしてます。
『7つの習慣』は、累計発行部数が全世界4000万部の大ベストセラーで、日本国内だけでも240万部突破している自己啓発の名著。
また、平均年収974万円の30代以上が推薦する「新社会人に贈りたい本」にも選出されています。
分厚く読み応えのある紙の本から学べば満足感もひとしおですが、オーディオブックならば片手間に何度も聞き流すことができ、移動中の時間も無駄にしません。
終わりを思い描くことから始める(目的を持って始める)
『7つの習慣』本文では、あなたの葬儀を想像することから始まります。
まさしく、終わり(葬儀)を思い描くことから始まるのです。
そこであなたは、参列した家族・親族・友人・同僚・コミュニティー等の多くの人から、別れの言葉をもらいます。
- どのような父・母・友であったか
- どのような弔事を述べてほしいか
- どのような覚えられ方をしたいのか
- あなたの仕事・人格・影響を残したのか
あなた自身の葬儀をリアルに想像することで、今の行動に足りないものが浮かび上がります。
【第二の習慣】「終わりを思い描くことから始める」は、終着地(目的)を明確にしてから旅立つ(始める)ことを求めています。
この記事を読み進めることは、人生の冒険に不可欠な武器や防具を装備し、知識武装で固め、目指す目的地に到達する内面の力を得ることになります。
【第一の習慣】で学んだ主体性を発揮して、【第二の習慣】も習得しましょう。
すべてのものは2度つくられる
[すべてのものは2度つくられる]を理解するには、身近にある多くの例が参考になります。
もし、あなたが料理が好きなら、作る料理を思い浮かべて食材を購入するはずです。
また、卵を割るときには、すでに料理の完成形がイメージできているはずでしょう。
もし、あなたの趣味がDIYなら、木材を加工する前には創りたいものの形や置き場所が決まっています。
切った形や寸法を見て、そこから何を創るか考える人はいません。
もし、あなたがテニスが好きなら、プレイ後の爽快感や心地よい疲れを無意識にイメージしているのです。
運動した結果が苦痛でしかないのであれば誰もしません。
このように、始める前には明確に意識する・しないに関わらず、あなたは「どうなる」というイメージを頭に描いています。
これは、全ての行動に当てはまる原則です。
これらは、あなたの影響の輪の中心にあり、拡大への働きかけをするものです。
知的な第一の創造
これは、最初にする完成形の設計やイメージです。
使い心地やそのときに感じる気持ちまでも想像すれば、第一の創造はより一層確かなものになります。
前述を補足すると、意識して行うことは顕在意識の分野です。
意識しないで行うことは、潜在意識が関係しています(私調べ)
この第一の創造を他人任せにしてしまうと、あなたの影響の輪は小さくなります。
物的な第二の創造
これは、実際の行動のことです。
五感に関すること、動くことが第二の創造になります。
\ 1対1で個別につながる /
リーダシップとマネジメント
リーダシップとマネジメントは、普段からよく耳にする言葉です。
私流の解釈ですが、会社を例にして簡単に言えばこのようになります。
リーダシップは社長が執り、マネジメントは中間管理職が行い、作業は各作業員が受け持つ。
イメージできたでしょうか?
では、マネジメントとリーダシップについて個別に掘り下げていきます。
マネジメント
《マネジメントは、手段に集中している》
前述の会社の例を使えば、マネージャーは社長の方針・戦略を受け、手順・計画・人員配置・戦術などを主に担当し、各作業員に伝え進行具合を管理します。
私流の解釈では、潤滑油の役割です。
リーダシップ
《リーダシップは望む結果を定義している》
前項同じく会社に例では、リーダーである社長は業界の業界の時流をにらみ、自社にふさわしい方針・戦略の決断をする。
私流の解釈では、方向を指し示すコンパスです。
当ブログの副題は、「人生の羅針盤」です。
あなたに「道標となる記事を提供し、人生の決断のお役に立ちたい」と願い設定しました。
自己リーダーシップ
上記のマネジメントとリーダーシップの記事だけ読めば、会社の研修みたいな感じですが、大切なのは「自己リーダーシップ」です。
他人が用意した地図や目的地ではなく、【第一の習慣】の主体性を発揮しなければなりません。
あなたは状況と事実を材料にして、自身が持つ内的なコンパスにより進むべき方向を見つけなければなりません。
私達は、幼少の頃から今に至るまで様々な条件付けを受けています。
しかし、【第一の習慣】で学んだ主体性と【第二の習慣】で学んだ第一の創造・第二の創造により、古い脚本を書き改めることができます。
自分が持つ脚本を知るためには、内観が不可欠です。
内観には、価値観を知ることが欠かせません。
『7つの習慣』は、多くの言葉や知識が密接に構成して助け合い、あなたの人格を成長へと導きます。
\ 就職に成功するまで支払い必要なし/
道を切り拓くことがリーダの役割です。
新しい人生を開拓しませんか?
ミッション・ステートメント
人は変わらざる中心がなければ、変化に耐えることができない。変化に対応する能力を高める鍵は、自分は誰なのか、何を大切にしているのかを明確に意識することである。
スティーブン・R・コビィー著『7つの習慣』 より
ミッション・ステートメントは、個人的な憲法・信条のことです。
自分が持つ価値観と正しい原則に基づいていれば、揺るぎない方向性を見いだせる。
正しい原則に基づいた憲法を持つ人は確固たる中心を持ち、全ての決断をそれに照らし合わせ、自分の時間、才能、エネルギーを効果的に使うことができるのだ。
スティーブン・R・コビィー著『7つの習慣』 より
ミッション・ステートメント を書くには、自分の影響の輪の中心を知ることが大切です。
ミッション・ステートメントに関しては、長くなるので別記事にて紹介します(下記リンクよりどうぞ)
\ 我が家の家宝 /
自分の中心
すべての人には中心があります。
しかし、普段はそれを意識していません。
ミッション・ステートメントを書くことは、自分の影響の輪の中心に働きかけることであり明確にもします。
中心は、安定性・方向性・知恵・力の根源となり、あなたの人格を表すものです。
- 安定性 自己価値、アイディンティティー、精神的な基礎
- 方向性 生活の中の意思決定、判断、決断の基準
- 知恵 生活におけるバランス感覚。原則に対する理解の度合い
- 力 行動する能力、目標を達成する力と効果性。
私は、【第一の習慣】の影響の輪の中心にあるのもと、この記事で紹介している【第二の習慣】の自分の中心は、『7つの習慣』本文では表現が違うが同じもの、もしくは、根が同じと考えています。
私の解釈が間違えていたり、あなたの意見が違うならコメントを下さい。
記事に戻ります。
自分の中心にある「安定性・方向性・知恵・力」と言われても難しいですよね。
『7つの習慣』は、難しいんです。
なんか、和訳(表現)の仕方が野暮ったいっていうか、回りくどいっていうか、とにかく難しい。
私も、理解するまで何度も読み返しています。
(たぶん理解できている・・・はず)
生活の中心
あなたの中心は、時々によって変化しています。
- 家庭では、妻・夫・子供などの家族中心となる
- 職場では、業績・同僚・出世などが頭から離れなくなる
- 他にも、お金中心、友達中心、所有物中心など
この例以外にも、あなたを無意識のうちに制限する中心はたくさんあります。
中心がコロコロ変わるということは、「安定性・方向性・知恵・力」が一貫性や継続性を持たず、主体性も発揮することができなくなります。
付いてこれているかな?
\ 詳しい食事アドバイス付き /
原則中心
原則中心の場合、ころころと変わる人や物に頼るようなほかの中心とは違い、安定性は原則の不変性に基づくものになる。
スティーブン・R・コビィー著『7つの習慣』 より
そして、継続的にそれを頼ることができる。
原則ってな~に?
原則は深い基礎的な真理であり、全人類共通のものである。
スティーブン・R・コビィー著『7つの習慣』 より
人生の生地そのものに一貫して、深く、美しく、力強く織り込まれているのである。
よくわかりません・・・。
私流の解釈では以下のとおりです。
「親や年長者からの条件付けではない教え」
「古くからある教義」など
他にも例えようはあるでしょうが、これが一番わかり易いと感じます。
(この件に関してコメントは受け付けません)
正しい原則を中心に持つと、 「安定性・方向性・知恵・力」 をより向上させることができる。
また、自分の周りの事柄をバランス良く見ることができるようになります。
パラダイムの変化
あなたが、ころころ変わるものを中心に据えているときのパラダイムと、原則を中心に据えているときのパラダイムは大きく異なります。
パラダイムは、社会を見るメガネです。
原則中心のパラダイムでは、以下のような利点があります。
- 他人や状況にコントロールされない
- 最も効果的な決定が下せたと確信できる
- 価値観に沿った後悔のない選択ができる
- 相互依存関係を築ける
原則中心のパラダイムに変わることで、深い価値観に沿った主体性を発揮して、効果的な人生が歩めるようになります。
\ 遊びながら学べます /
7つの習慣
この記事は、スティーブン・R・コビィー著『7つの習慣』を参考にしております。
- 累計発行部数が全世界4000万部の大ベストセラーで、日本国内だけでも240万部突破
- 平均年収974万円の30代以上が推薦する「新社会人に贈りたい本」に選出
- 鉄板のビジネス書として、長く親しまれている名著
kou2(筆者)が自己流に噛み砕いて、特に読者の方に知っていただきたいことを抽出してご紹介いたします。
『7つの習慣』では、 依存 → 自立 → 相互依存 への成長にあなたを導きます。
読者は、自らの価値観を明らかにして各段階ごとの成功原則を学びます。
その結果、内面から変化を起こし人格を高めることで、人生の充実を経験する自己変革を成し遂げていくのです。
もし、この記事で『7つの習慣』に興味をお持ちになり、自身との共通点を感じられた方、もっと深く学びたい方はぜひ名著『7つの習慣』を手に取りお読みください。
今まで考えていたこと・悩んでいたことの原因と解決案が書かれています(体験談)
あなたも是非読んでみることをお勧めします。
きっと座右の書に加わることでしょう。
『7つの習慣』では、相互依存の状態を目指しており、そこに至るためにいくつもの原則が紹介されています。
\ 我が家のバイブル、私は2冊持ってます /
以降の記事では、【第二の習慣】に記載されている重要なエッセンスをご紹介しています。
オーディオブック配信サービス – audiobook.jpリーダーシップとマネジメントまとめ
『7つの習慣』【第二の習慣】の要約はご理解いただけたでしょうか?
記事内には、なかなかややこしい部分はあったと思いますが、私流に噛み砕いてご紹介させていただきました。
一つの習慣をまるごとでなく一つの原則だけでも取り入れることができれば、結果は大きく変わります。
私も、このブログを書くことで『7つの習慣』を学び直しているので、おぼろげだった知識が、無意識の中で形を変え行動に変化をもたらしてくれると期待します。
『7つの習慣』流に言うと、
「パラダイムが変化することによって、自覚が刺激され想像力が増大し、内面に宿る知恵・力がさらなる効果性を生み出す」
そんな感じでしょうか。
この記事でご紹介した[自己リーダーシップ]はあなたのこれからを大きく変えるものです。
あなたの人生が好転するキッカケに成れば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
\ いつでも見ながら学べる /
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